勝手に戻ってくる寒氏について

気がついたら寒が戻っていた。

この前ベランダに桜の花びらが一弁落ちていて、「桜の花びら〜た〜ち〜が〜」と口ずさむくらいには春を感じていたのに。勝手に戻って来んなよ寒。

 

この1ヶ月くらいで休職姿も板につき、きちんと曜日感覚もなければ日々の緊張感もない。動かないけどお腹は空くからワガママボディは出来上がるし、なんなら少し忙しい。

気を遣って友人達が誘ってくれるけれど、休職中の分際で「ごめん今月忙しくて〜」と断るのが本当に心苦しい。暇であれ、誘ったら来い、と思うもの。

 

休職中に初めて経験したこともある。友人を連れ出して、街コンにも行ってみた。帰ってすぐにメモ帳に記録し、幼馴染に各エピソードを喋る。結構ウケたので街コン漫談として各所で披露していこうと思う。休職中でもこのように成長を遂げています。

 

趣味。最近はもっぱらマユリカ一色の日々で、今まで聴いていたラジオの数々をほっぽり出し、マユリカのラジオばかり聴いている。日常のBGM。来月末には大阪の劇場にも見に行くことにした。

こういう時の行動力、私の良いところなので伸ばしていきたい。

 

休職デイズもゴールが決まったので、春休みを全力で謳歌する。もう少し肥えてやる。

 

げんきのかけらをオーバードーズ

休職4日目。映画と本とラジオとテレビを貪るように摂取する日々。毎日暇。なぜならめちゃくちゃ元気だからです。

昨日、はじめてメンタルクリニックに行き休職に必要な診断書を出してもらった。メンタルクリニックのお医者さん、傾聴のかたまり、みたいな人だった。

「あ〜そいつぁ酷いですねぇ…」「それは大変だぁ(苦笑)」といった感じで素晴らしい相槌を打たれ感銘を受けた私は、途中から相槌パターンの習得に切り替えた。

 

帰り、本屋に寄って読みたかった漫画と文庫を買った。書架を眺め、初めて見るタイトルが並んでいて距離を感じる。

 

帰宅し、タコのガーリックライスを食べながら、ラジオを流して買った漫画を読んだ。視覚聴覚味覚嗅覚触覚、フル稼働させたった。私、きっとめちゃくちゃインドアなんだろうな。

 

夜。以前作った梅酒の味見がてら晩酌。本当はまだ熟成期間なので飲んじゃいけないらしいけれど、攪拌した時にちょっとぺろっとしてみたら、革命前夜みたいな衝撃の美味しさだった。から飲んだ。至極当たり前の流れである。

大好きなエンタメを過剰摂取しているので、もう元気になっちゃった。旅にでも行きたいな。

怒らせてみたいと言われたので怒ってみた

昨日から休職している。

 

理由は職場の人間関係で、共同担当である先輩(以下敬意を込めずにクソと呼ぶ)と上手くやっていけず、心がすり減る毎日を過ごしていた。気が付いたらHPゲージが赤く点灯したので、休んでみている。

 

年が明けてから、ただでさえ抱えきれなかった業務がさらに増やされ、さらにクソがやりたくないと言った業務を全て行い(やらないと機嫌が悪くなる)、私が休もうとした日にクソの休みをぶつけられ、挙句「〇〇さんのこと怒らせてみたい」とニヤニヤ言われたので怒った。

なので、すっごい忙しい時(絶対休んじゃいけない時)に急に休んでみた。上司にも「クソのせいでメンタルやられました(涙声)」と伝えた。苦しめ。陰口を叩かれろ。

 

物凄く舐められているのが悔しいし、いけないけれど「死ね」ともちょっと思った(母にその旨伝えたらLINEで一言「殺せ」と返信がきた。蛙の子は蛙)。

 

思えば心が消耗されている時、あれだけ拠り所にしていたラジオを聴くことができなくなり、本も読めなくなり(いずれも話が頭に入ってこない)、朝番組の「ラヴィット!」と、ジャニーズさんとハロプロさんにお世話になっていた。無意識に、ただただ楽しく、美しいものを求めていたらしい。

川島さん、道枝さん、段原さん、今目の前に現れたら拝んでしまいそう。

 

文字にしてみると、なんだそうか数行で収まる怒りかと冷静になる自分もいるが負けちゃだめ。勝って兜の緒を締めるために最後まで抜かりなく。クソの息の根を止めるまで。

小学生を助けた

今朝、ヨガのレッスンに向かうために歩いていたら、小学校の門の前でピンクのランドセルガール(推定小2)が佇んでた。

 

5分後に発車する電車に乗りたかったけれど、何となく気になって「あの〜、大丈夫ですか?」って声をかけてみたら「門が開かなくて…」とのこと。

 

「ピンポン押しても大声ですみませーんって呼んでも誰も出てこない」と困っていたので、自分の自律神経を整えることより、この子を救うことを優先させることにした。使命感。頼られてる。この子を救えるのはわたしだけ。

 

たしかにピンポンを押しても応答がなく、よく見ると「休みの日は別の門に来てください」とのことだった。「あっちの門に行ってみよっか、一緒に来る?」と聞いたら頷いたので2人でてくてく歩く。可愛い。黙って俺についてこい。

 

無事に別の門に着いて、ピンポンを押すもののやはり応答なし。門には3つの数字を揃えて解錠する鍵がついてて「これ開けば入れるねー」と呟いたら「さっき開いたんだけど…」と。なんだ番号知ってたのかと思ったところ「適当にやったら開いた」らしい。天才ガールの可能性微レ存。

 

にっちもさっちもいかなくなったので、区役所に電話をかけてみることにした。「あの〜小学校の門が開かなくてですね〜、今日学校あるみたいなんですけど。ええ。いや、私は通りすがりの者でして…」とふんわりした説明をして担当に繋いでもらう。担当曰く、小学校には誰もいない。したがって授業もない。とのこと。学校ないんじゃん天才ガール。

 

「今日学校ないんじゃないかな?お家帰った方がいいかもよ」と伝えたら「あると思って来ちゃった…」とぽつり。なんだか気の毒になったので「1人で帰れる?もしよければお家まで送りますけれど」と提案し、ご快諾。また歩き出す。

 

2人で歩いていると道すがらの工事現場のおじさんに訝しげに見られたので「今この天才ガールを自宅まで送っています。警護の者です」アピールのため、少しキリッとした目をする。

 

あーなんだか良いことしたなー、褒められたいなーと自惚れながら「お母さんとかお父さんはお家にいる?」と聞いたところ「お母さんは朝早く仕事に行って17時まで帰ってこない。おじいちゃんがいるけど今日は機嫌が悪かった…」と不気味な回答をするガール。

エッ大丈夫?アレ?そういう展開?通報案件?ともよぎったけどとりあえず家到着。

 

きちんと帽子を脱いで「ありがとうございました」と言うガールに「とんでもないでーす」と返すガール(社会人5年目)。ホッとしつつも、もやもやが残る。

今でも「私の家で遊ばせた方が良かったのかな…でも家にはゲームしかないな…」とかぼやぼや考えてしまう。杞憂になあれ。

 

怒りの備忘録

地獄絵図のような不祥事やら炎上やらで、全く楽しみにしていなかったオリンピック(むしろ今からでも中止にすべき。中止にするのは簡単なんでしょ)。この怒りは忘れずに覚えておこうと思う。

唯一楽しみにしていた小林賢太郎氏も、嫌味ったらしい記事の餌食にされて、正義感を振りかざした人たちが案の定叩きまくり、あっけなく解任された。もちろんホロコーストはネタにするようなものではないけれど、記事を書いた人や叩いた人はどれだけラーメンズのコントを見たのか。ラーメンズが行ってきた復興支援を知っているのか。まさかその一本のネタだけで評価していないよな。

 

そんなに言うなら聖人君主どもだけでオリンピックやれ。くたばれニッポン。滅びろ世界。もうこりごりだ。

歯の矯正。

歯の矯正を始めることにした。

 

別に取り立てて歯並びが悪かったわけではなかったが、歯科医の「この奥歯を放っておいたら、80歳になった時に自分の歯でご飯を食べられなくなりますよ」と言われて、やってみることにした。

この歯科医はこの脅し文句で何人を歯科矯正に踏み込ませてきたのだろう。口馴染みが良さそうな物言いだった。

 

早速、右上の奥歯を治すための、装置を入れるための、空間を作るための、小さいゴムを歯の隙間に入れた。噛み合わせが悪くなり、いずい。硬いものを食べると痛みが出るので、食生活の変化も検討しなければならない。お粥とリゾットのレシピをいくつかスクショしておく。用意周到である。

 

歯の隙間で居づらそうにしているゴムを舌でウニウニしながら、ニュースを眺めてすぐに消す。本当に酷いニュースばかりで、精神的に食らってしまう。怒りに任せてありったけの悪口を言おうとするけれど、あいつらにはそんな言葉も聞こえないのが悔しい(伝わらないであろうことが容易に想像できてしまうことさえも)。気持ち悪い。

あれだけテレビっ子だった私が、こんなにも簡単にテレビから離れる日が来るなんて。

こんなことが書きたかったわけではないけど、コロナ禍のおぞましい社会をどう感じているか、書き留めておくことにする。

 

 

 

 

 

 

番組改編期を乗り越えられない

好きなテレビ、ラジオの番組が終了、のニュースが連日流れます。テレビラジオを心の支えにしている人からしたら、番組の終了がいかに心細いか。好きだったコンテンツが終わる悲しさに慣れることはない。

 

「勇者ああああ」は初回放送から欠かさずリアルタイム視聴と録画をしていて、毒っ気のあるテロップとか編集がとても好きだった。深夜からゴールデンに昇格した時は少し嬉しかったけど、「いや、この話には裏がある!」と思っていた。昇格してこんなに早く終わらせるならなんで昇格させたんだ。何がしたかったんだテレ東。いつまで「我らがテレ東」っつってんだ(苛立ちすぎて違う話に飛んでしまう)

投書もしたので復活か異番組への転生を願うばかりです。

 

それから「エレ片のコント太郎」も終わる。中学2年で転校したときに、友達ができず毎日つまらなくて、ラジオに逃げ場を求め聴いたのが「安住紳一郎の日曜天国」と「エレ片のコント太郎」だった。特にエレ片は今まで聴いたどのラジオより繰り返し聴いたんじゃないか。修学旅行費用捻出じゃんけん(姑息なズルをしてもやり続ければ正攻法になることを学ぶ)とか、世界の国のエロ事情とか、思春期の私には刺激的だった。そして出来上がったのが、何を隠そう(隠すな)ろくでもない私です。

 

多分、私にとってラジオは不幸な時に聴くもので(お陰で12年間毎日聴いている)、彼らが満ち足りていると感じた瞬間にサッと熱が冷めてしまったところはあるが、それでも悲しい。1人でエレ片聴いてくっくと笑ってた青春、もう戻らないんだな。